トップページ > 内科について

内科について

背景

食生活の欧米化と高齢化社会が進む中、高血圧、糖尿病、高脂血症といった生活習慣病を抱える方が増えています。放置すれば将来的に狭心症や心筋梗塞といった動脈硬化の病気を起こしやすく、専門医の視点から見た生活習慣病の管理が重要です。
しかし、こと新潟市内において循環器内科を得意とする開業医はほとんどいません。新潟県の人口10万人あたりの循環器医師数は全国最下位なんです(2014年統計調査より)。そのため新潟市内の中~大病院では循環器内科の外来はパンク寸前で、患者様に大変ご不便をおかけしているのが現状です。

私たちが得意なのは…
「循環器内科」です

循環器というと聞き慣れないかもしれませんが、大まかにいうと

  • 心臓
  • 血圧
  • 動脈硬化
  • 生活習慣病

など、よく耳にする病気ばかりです。

実際に、検診や人間ドックで”高血圧”や”心電図異常”などを指摘され、「循環器内科を受診してください」のコメントがありお困りの方も多いのではないでしょうか?
混んでいる大病院にわざわざ行くのも躊躇してしまいますよね。
もしお困りでしたら、是非ご相談下さい。
当クリニックでは循環器内科で必要なほとんどの検査ができます。

診療内容

心臓について

 

狭心症や心筋梗塞

当院では狭心症や心筋梗塞といった冠動脈疾患の診断、治療、慢性期フォローを得意としております。もちろん入院精査の必要があれば適切な病院に御紹介いたします。
また、すでにカテーテル治療を受けた方で、通院先を探している方は当院で慢性期フォローいたします。

不整脈

最近は不整脈の中でも、心房細動が増えてきております。
当院では心房細動でワーファリン内服中の方が必要なPT-INR採血も即日対応できます。

心不全

弁膜症や冠動脈疾患による心不全、心筋症など、幅広く対応いたします。当院では心エコー検査は希望があれば即日対応いたします。

血圧について

高血圧

多くは血管の老化現象=動脈硬化により年齢に伴い血圧は上昇してきます。症状はなくとも長い目で見ると、しっかりとした管理が必要です。循環器専門医ならではの血圧コントロールを得意としております。

動脈硬化と生活習慣病

食生活の欧米化に伴い、全身の血管の老化現象、すなわち”動脈硬化を来す方が増えてきております。動脈硬化の原因として、高血圧、糖尿病、高コレステロール血症などの生活習慣病に加え、喫煙、ストレス、運動不足などがあります。私共のクリニックでは高血圧の管理だけでなく、糖尿病の血糖コントロール、コレステロールの管理を得意としております。近日中に禁煙外来の開設も予定しています。

さらに当クリニックでは心臓の動脈硬化はもちろんのこと、頸動脈の動脈硬化や足の動脈硬化症である閉塞性動脈硬化症(末梢動脈閉塞症)などの検査、治療にも力を入れております。

当院で可能な検査

検体検査

一般的な血液検査、尿検査

当院で可能な緊急検査

血算、CRP、PT-INR、血糖、尿検査

レントゲン装置

胸部レントゲン、腹部レントゲン

レントゲン装置写真

生理検査

12誘導心電計:心電図をとる機械です。

12誘導心電計写真

トレッドミル運動負荷試験

運動負荷をかけて心筋虚血や不整脈の反応を見たりする検査です。

トレッドミル運動負荷試験写真

超音波検査装置 TOSHIBA製Aplio300

腹部エコー、頸動脈エコー、下肢静脈エコーいずれも可能です。

超音波検査装置写真

24時間心電図(ホルター心電図)

24時間にわたり心電図を記録し、不整脈の出現を記録する検査です。防水仕様になっており、入浴も可能です。

24時間血圧計

丸1日血圧計を付けて頂き、血圧変動を見る検査です。

呼吸機能検査

睡眠時無呼吸検査

電子カルテ

OpenDolphinProを採用しました。MacとWindows両方に対応しているのが特徴です。
他院で施行した画像検査をCD-Rで持参して頂ければ、当院で画像を取り込み、検査画像をいつでも閲覧できます。

電子カルテ写真

血圧脈波

下肢の動脈硬化の有無を見る検査です。血管年齢もわかります。

心臓超音波検査装置 Philips製 EPIQ7

心エコーに特化したPhilipsのハイエンドモデルです。3DプローブとAI解析機能を搭載し迅速に3Dで心内腔の計測が可能です。

特殊外来

心臓リハビリテーション

心不全、心筋梗塞、狭心症、心臓手術後などの患者さんは、入院中は安静生活を続けたことによって運動能力やからだの調節の働きも低下し、退院後の運動療法に対し具体的な指示がなく不安を抱えている人が大勢いらっしゃいます。具体的にどこまで運動できるかがわかれば日常生活の質が上がりますので、退院後の適切な運動処方が必要です。

「心臓リハビリテーション」「心リハ」は正式には「心大血管疾患リハビリテーション」といいます。心臓リハビリテーションでは心臓病の患者さんに運動療法・生活習慣指導を行いスムーズな社会復帰や再発予防のお手伝いをする総合的活動プログラムのことです。

具体的には循環器医師・看護師の監視のもと約1時間、準備運動、エルゴメーターバイクによる有酸素運動、ストレッチなどで体を動かします。その時間は会話を通して楽しみながら学んでいただけます。

当院では外来通院型心臓リハビリテーションを保険診療で受けることができます(施設基準I)。日本心臓リハビリテーション学会認定心臓リハビリテーション指導士が対応します。

対象となるのは
1) 急性心筋梗塞
2) 狭心症
3) 開心術後
4) 大血管疾患
5) 慢性心不全
6) 末梢動脈閉塞性疾患
などを患った方です。

運動した方が良いと言われているけど、具体的にどうしたらよいのだろうか?などとお悩みの方、詳しくはご相談下さい。
完全予約制です。

心臓リハビリテーション写真

禁煙外来

「禁煙しよう」と決めたら、禁煙指導を受けられる禁煙外来をお勧めします。

タバコに対する「心理的依存(習慣)」、イライラなどの離脱症状(禁断症状)を起こす「ニコチン依存」は、医師やお薬の力を借りなければ、なかなか克服できるものではありません。

禁煙外来イラスト

禁煙外来では、医師が身体・精神的にサポートし、禁煙できるように導きます。

完全予約制です。
お問い合わせはお電話でどうぞ。

025-233-0099